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南国のユーツ

 沖縄本島北部の「ヤンバル」と呼ばれる地域に位置する東村・高江。辺りにはブロッコリーを思わせるイタジイという樹木が生い茂り、ヤンバルクイナ、ノグチゲラといった絶滅危惧種の野鳥が生息する森が広がっています。

 沖縄に暮らす人でも那覇から来ると「やんばるは空気がおいしいねぇ」と思わず口にしています。沖縄は海もすばらしいですが、ヤンバルの山に入って、森の息づかいに耳を澄ませるのも一興ですね。

 人の心に潤いをもたらすヤンバルの自然ですが、皮肉なことに、在日米軍はその自然を活かしてジャングル戦の訓練に利用しているんです。「北部訓練場」または「ジャングル戦闘訓練センター」と露骨な呼び名を付けて、東京ドーム換算でおよそ1670個ほどの広大な土地と、その上空2千フィートを支配しています。

 広大な土地の北部訓練場ですが、喜ばしい事に一部は返還が決まっているのです。「沖縄の基地負担軽減」という名目で、普天間基地の返還が話し合われたときに、北部訓練場も整理縮小すると決まっていたのです。

 「整理縮小」とはいいですね。沖縄の自然を是非とも返していただきたい。

 でも、高江に住む人々は憤りを感じています。「返してくれる」のになぜでしょう、、、。それは、整理縮小した北部訓練場の機能が高江に凝縮する形で集まってくるからです。
 
 ヤンバルの山々に点在していたヘリの離着陸帯(ヘリパッド)も、高江周辺に集めましょうという具合。さらに、新しいヘリパッドも建設しましょうと山を切り開き始めました。

 辺野古もそうですが、返してくれるのはいいんだけど、なんで自然が残る海や山を新たに潰す方向に進むのだろうか。もっと知恵を出してほしい。

 一昨日は人口100人余りの高江に、120人を超える支援者が詰めかけて、ヘリパッド建設に抗議しました。年度末に入り工事作業員の増強をはかる沖縄防衛局の動きに対して、県外からも多くの人が駆けつけたんですね。僕の暮らす埼玉からも知る限りで4人は来ていました。パチパチ。

 今はヤンバルで生きるノグチゲラの繁殖期らしいです。情事を騒ぎ立てるような無粋な事はやめて、森の息づかいに耳を澄ませたいものです。 

 ウノカズタカ

高江
工事車両と高江の支援者達

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