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復興の狼煙

狼煙


 思う事あって再び南三陸町入り。

 一週間ほど前に建てていた電柱には、電線も引かれて街を縦断した模様。

 津波の前までは個人の財産であった家屋の建材も、ガレキと化した今は復興に向けての狼煙に変わっていた。

ウノカズタカ
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ガイガーカウンター手に入らないですね

 福島原発関連の取材のためにガイガーカウンターを欲しいのですが、どこも全く在庫が無いですね。

 まれに「在庫あり」というところでは、14万円近い値段をつけている。携帯型の小型線量計で、普段は4万円台の商品だというのに。

 被爆の心配もありますが、線量計なしには福島原発の取材には説得力が無いので、未来ある若輩者は戦略的観点から、福島原発の取材はしばらく見合わせる事にしましょう。

 そちらの現状に関しては、殊勝な先輩が防護服着用で決死のリポートをされているので、是非、そのリポートをチェックして下さい→フォト・ジャーナリスト森住卓 フォトブログ

 また、森住さんの写真も載っている昨日(4日月曜)発売の『週刊現代』4月16日号 P42~46では、福島第一原発3号機の燃料であろうプルトニウムの飛散について、その恐ろしさを含めて言及しています。

 刺激的ですので、情報に対して斜に構える事のできる「横乗り上手」な方に限ってオススメしたいと思います。

 ウノカズタカ

米軍の危機管理

海兵隊


 今日はNGOピースボートの支援拠点がある宮城県石巻市の石巻専修大学を再訪問。前回の訪問からおよそ一週間、東京からのボランティアも50人ほど加わり、たいぶ支援体制も起動に乗ってきたようです。

 昨日、テレビと新聞でピースボートの活動が報じられたようで、その報道を観た米国のNGOから支援の申し出がありました。差し当たりガソリン100リッターを米軍車両で運んできたので、隣の東松山市まで取りに来てほしいとのこと。ちょうど時間があったので、僕の車でピースボートスタッフと一緒に向かいました。

 東松島市から石巻市ならたいした距離ではないので、どうせ運んできたなら石巻市まで来ればいいのにと思いますが「任務は東松島市までだから、これ以上先までは届けられない」という融通の効かない対応は、我が国の組織同様、米軍も一緒のようです。

 違うのは、カメラを向けたときの気さくな笑顔。ではなく、海兵隊のお兄さんの胸元です。放射線の線量計が兵士一人ひとりに付いているんです。米国からのNGOスタッフの胸にもしっかりついていました。

 日本政府も言葉だけの安全性の強調ではなく、被災地の主要な支援拠点に一つずつでも放射線の測定器を置いて、目に見える形で安全性を確保していけばいいのに。

 むろん、測定器が放射線を検知した時、逃げ帰る事ができる米軍と、逃げ帰る場所が汚染される日本人では、同じ測定値を見たところで、数値の読み方がまったく変わってくることは想像できます。

 ウノカズタカ

復興の柱

復興の柱

 4階建てのマンションをも飲み込む津波が襲った宮城県南三陸町の志津川。鉄筋コンクリートの屈強な防波堤は、まるで粘土細工のように簡単に崩された。

 かろうじて外観を保つビルがいくつか残るのみで他は更地にされた荒野だが、復興の柱は着実に立ち並んできた。

 ウノカズタカ

酒飲みとして

 今日はとある酒造さんを取材させて頂きました。

 残念ながら、その酒造さんの名前と写真を出す事はできません。

 というのも、情報が錯綜している被災地の現状ですから、報道されてしまった後の「風評被害」をとても心配されているのです。

 そうでなくとも、津波による泥を含んだ海水が酒蔵全体に1m近くも押し寄せてしまい、仕込みに使用する機械類は全てモーターの交換などの修理が必要とのこと。「百万円台ですめばいいけど、一千万円を超えるかもしれない」という設備の被害が出ています。

 今期出荷予定の酒も半分以上はダメになっていると言います。今期の酒すら「あきらめる」という状況で、来期からの酒づくりが出来るかまで考える余裕もありません。

 とりあえずは、泥の入り込んだ酒蔵の掃除、割れた瓶や壊れた機材の修理と、目の前の問題を一つひとつ片付けていくしか無い状況です。

 日本の地震観測史上、未だかつて無い被害が出た今回の地震と津波。その被災状況を目の当たりにしてもなお、「今夜の酒はやめられない」という不謹慎なヤカラは、今後気持ちよく酒を飲むためにも、東北の酒造りを微力ながら支援していきたいものです。

 なにぶん酒席の話にはなりますが、なにが出来るかをバーテンダーをしていた時代の仲間と相談したいと思いますので、興味ある方はご連絡下さい。

 ウノカズタカ